2015年9月17日木曜日

姫路振興策

高校時代は姫路城近くの高校に通っていた。姫路には姫路城があるが、姫路城しかないとも言える。姫路を観光で盛り上げるにはどうすればいいのか、三宮の居酒屋で高校時代の恩師と飲んでいるときにでたアイデアが以下の通り。
1.姫路忍者学校の創設。外国人向けに姫路忍者学校を創設する。もともと姫路は忍者に縁はないので、甲賀か伊賀、および忍たま乱太郎とフランチャイズ契約を結ぶ。学校用地は、城北の公園あたりに忍者屋敷を新築すればよい。日本人子供向け一日コースは忍たま乱太郎のキャラと遊べるというもの。2日コースは、2日続けて忍術学校で勉強して忍者試験に合格すると、卒業証書がもらえる。というもの。外国人向けコースの肝は、忍者学校として忍者の資格にランクをつけるというものである。たとえば、一日体験コースだと風ランク、2日連続コースを卒業すると林ランク(忍者証明書がもらえる)、姫路の学校と伊賀または甲賀の学校を両方卒業すると火ランク、一年間母国で修行を積み、再来日して修行の成果を披露すると山ランク、等と設定し、林ランクの有資格者はHPでその氏名を公開する。と言うのはどうだろうか。※姫路に一泊する状況をつくる、※他の観光地にも行くインセンティブをつける。※また日本に来る理由を作る。※ランクを公開して競争心をあおる。という仕掛けが必要と思われる。
2.姫路江戸の町並み計画。姫路城城下町をお江戸スタイルで再建する。たとえば、※城北の公園に伊勢のおかげ横町に似た感じの施設を作る。※東映太秦時代村を姫路城周辺に誘致する。※城周辺の商店街はいい感じで寂れているので再開発を行ない、彦根のような感じで江戸の町並みにする。正直姫路城周辺は観光地としてあまり魅力的ではない。バスで来て城見てそのまま帰る。という感じ。姫路に人々が求めているのはこじゃれた今風の商業施設ではなくずばり、江戸であろう。そこで、江戸風の町並みを再現することで、もうすこし姫路への滞留時間を延ばすことができるかもしれない。また、夜の花魁行列。とか、朝市などのイベントをくみこめれば、姫路に一泊する観光客を増やせる可能性有り。
3.姫路武道の拠点化計画。姫路=>城=>武士=>武道である。そこで次のような大会を主催する。姫路の武道館でもちいて1年間断続的に、高校生を対象とした剣道、柔道、弓道、相撲、将棋、囲碁の学校対抗団体戦大会を開く。各大会の成績毎に各高校にポイントを付与する。1年間の総ポイントが上位となった選抜8校の決着は、学校対抗の騎馬戦のトーナメントで決定する。会場は姫路城三の丸広場で、大将はその高校の校長となるだろう。優勝校およびその校長先生は次の大会までの1年間は、姫路城当番校および姫路城代を名乗ることができる。また、姫路市のカレンダーは、お世継ぎおよび姫の衣装をまとった生徒会長および役員、姫路城代の校長先生と大会参加メンバー全員の写真が組み込まれる。というのはどうだろう。一番になると姫路城代という称号がもらえて目立てる。というのはなんか、いいモチベーションにあると思われる。また、全校対抗の騎馬戦トーナメントはかなり盛り上がるだろう。さらに教育的にはあれだが、選抜8校トーナメント戦上位3校を予想投票してもらい、当選者には姫路地域振興券を配るとかもいいかも。みんな燃えるはず。

2015年9月11日金曜日

摩耶山振興策

以前神戸の摩耶ケーブル駅近くに住んでいたことがある。摩耶山頂はたいへん眺めがよい場所で、オテル・ド・摩耶とか、山頂駅のレストランとかいい観光資源もあるのに、人気スポットとは言えない。その理由は、交通の便がよくない点につきる。摩耶山頂にいく交通手段としてテンションが上がるのは、摩耶ケーブル、ロープウェーを乗り継ぐコースである。しかし、ふもと側の摩耶ケーブル駅が鉄道駅から遠く離れているため三宮か六甲道からのバスに乗っていかなくてはならず、不人気のためか摩耶ケーブルとバス路線の廃止がよく取りざたされている。この不便さを乗り越えられる振興策として六甲の飲み屋でかつて雑談した成果が以下の通り。
1.掬星台展望台についたてを設置する:交通事情が悪く、人があまりいない。しかしそういう場所であまり周囲を気にせず夜景を2人で見たいという需要は、すくなからずあると思われる。摩耶山展望台の手すり沿いの3メートルおきに、高さ2メートルくらいのついたて、あるいは隣からみえなくなるくらいの目隠しを作成すれば、低予算でそういう目的に応える施設になると考えられる。
2.三宮からの送迎リムジン、貸し切りロープウェー:そういうところに二人で行きたいと考える人たちにとってテンションが上がることが何よりも重要であり、そのための仕掛が必要である。おそらく誘う側は誘う相手のテンションを上げるために、多少のコストがかかってもよしとするだろう。そこで、予約すれば三宮や灘駅から摩耶ケーブル駅まで送迎リムジンを走らせれば、一気にサプライスモードに持ち込めると考えた。そこに、ケーブル、ロープウェーを貸し切りにするサービスもつければ、駅に着く=>リムジンが待ってる=>貸し切りロープウェーで山頂=>夕焼け、という感じでそのような需要に応えることも可能であると思われる。神戸市民なら2人で往復8000円、それ以外で14000円くらいならかなり行けるんじゃないだろうか。
3.ホテル・ド・マヤとの連携:山に登ると下りなくてはならない。せっかく上がったテンションもすこし下がってしまう。しかし摩耶山にはオテル・ド・摩耶がある。となると、夜7時に三宮か、新神戸からリムジン、貸し切りロープウェーで山に上がって、山頂駅のレストランでディナー、夜景を見た後、一泊。翌朝は朝早く三宮まで逆コースで帰る。というようなセットにすれば、大阪からとか、東京からあまり他の人にはあわずにぜひ夜景が見たいというお二人の需要にもこたえられる。
4.地元との連携:山頂でいいことがあった2人には灘区のレストランの割引券をつけるとか、結婚式場のスペシャルコースが使えるなどとすると地域経済にも貢献できる。重要なことは摩耶山頂に多くの思い出を持つ人が増えて、また行ってみたいと思うリピーターが増え、摩耶山ケーブル乗り場経由のバス路線が末永く存続することを地元住民は望んでいる。
5.JR摩耶駅開業はいい機会になるかもしれない。
6.これとは全く別であるが、摩耶山頂に高さ5メートルくらいランディー・バースの銅像を建立し、阪神甲子園球場の守り神とする。また、限定必勝お守りと風船を販売するという案も真剣に検討された。掛布、バース、真弓の3像とするなどの構想も議論されたが、やはりバースではないか。との意見が大勢を占めた。